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3/7に生活福祉常任委員会が開催されました。今回の委員会は報告事項3件。
○市立病院からの報告事項
北大が発注した特定医療機器の入札で談合を繰り返していたとして、公正取引委員会は2月14日違反業者3社に排除措置命令を行った。これを受けて江別市も3社に対し平成20年2月27日~平成20年5月26日の3ヶ月間の指名停止措置を行ったとの報告がありました。
指名停止を受けた会社は、㈱竹山(札幌市東区)、㈱ムトウ(札幌市北区)、サイメン㈱(札幌市中央区)で、サイメン㈱を除き、江別市立病院への納入実績を持っている会社でもあり、その指名停止措置に係る影響等の質疑がなされました。
医療機器の納入については、平成18年実績で竹山が90%、ムトウが2.5%という数字を持っている業者であり、メンテナンスや機器更新に対しての影響が問題となります。竹山・ムトウともメーカーの代理店としての営業であり、指名停止期間における対応は、今後別の代理店やメーカーに見積もり合わせを行った上での発注することとなるため、大きな問題は想定していない。
また今年度予定されている機器の発注に対して、早期の発注、納入を計ることでの早い段階での医業収益の確保が必要であるため指名停止期間中の業者があろうが発注業務を行うべきとの意見に対しては、今年度予定されている病院経営健全化計画において計画されている公立病院特例債発行により、事務作業的に医療器械・器具購入企業債の発行が、例年より遅れる見込みであり、発注が遅くなるとの見解がなされております。今回の機器については代理店対象と言うよりもメーカーへの直接発注も想定しているとの事でもあり、注視しておく必要があります。
さて、今回の排除措置命令に対して、札幌市内で記者会見したムトウの担当者は「受注は事実上、随意契約であり、落札者や価格を談合で決めていない。入札には情報収集目的で参加していただけだ」と反論。今後、命令を不服として審判を請求する方針をしめしており、この動きもきちんと抑えておかねばなりません。
○健康福祉部からの報告事項
職員の交通事故の報告。3ヶ月連続健康福祉部職員の事故報告でもあり、より交通安全に気をつけると言及。まだ見通しの悪い狭い道路に、深い轍と融けかけの雪道、まだまだ危険な時期です。みなさんもお気をつけ下さい。
地域福祉計画、障がい者福祉計画、次世代育成支援行動計画という、それぞれの江別市が行う福祉3計画が平成17年度~21年度を前期期間として実施されており、現在までの進捗状況の報告がなされました。現在の江別市における各種福祉施策の根幹となる計画であり、平成22年度からの後期計画が実施に向け作業が進み始めております。
詳しい計画の内容、報告された内容につきましては市役所のHPをご覧下さい。http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/hoken_fukushi/fukushi_3plan/fukushi_3plan.html