江別市議会本会議、委員会の審議内容等をご報告させていただいております。皆様のご意見をお聞かせ下さい。
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6月8日 予算特別委員会
各委員が提出した質疑項目の取りまとめを行う。
6月15日 予算特別委員会
事前に取りまとめられた質疑内容について審査を行う。この討議の仕方は、事前に提出した委員が質疑を担当部局と行い、内容の確認や要望などを行う。終了後関連する質問を他の委員が行うという形です。
それらの質疑、答弁内容を聞き、各委員がその賛否を会派に諮るなどして賛否を決定していくことになります。
一番時間を割いたのが、やはり最も予算支出の多い生活環境部所管の「環境クリーンセンター等長期包括的運営管理委託事業」(ながいよ!)についてでした。この事業は昨年より、事業を民間委託するために公募を行い、最終優先交渉権者の決定に伴う予算の組み替えによる補正予算です。
質疑内容については、事前に自分を含めた5委員が通告しており、その内容は下の5点です。
1.委託料の積算根拠について
2.委託事業者の選定条件と妥当性について
3.地域経済への配慮について
4.今後の組織体制と進行管理のあり方及び責任負担の考え方について
5.委託料に占める家庭ごみ処理手数料の割合について
(このうち3の「地域経済への配慮について」を私が質問をいたしました。)
議論の概略を簡単に説明すると、平成14年から稼動しているクリーンセンターは、環境基準の変更により、当時最新のガス化溶融方式でのゴミ処理を導入し、そのメーカーは三井造船です。最新の設備機器を使用しているため、過去の運転実績やメンテナンスのデーターがないこと、あるいは以前より
今回の委託では、メンテナンスなど全てのリスクも含めて、委託会社が責任を持って行うこととされていますが、その委託料は妥当なものなのかが、まず論議されました。担当部局も先に述べたようなデーターが欠如している中においては最大限の努力をし、今回の委託料は妥当なものであると認識を示しております。
また最終審査に残った業者が1グループのみであったことについても、可能な限り競争性をもたらすために、より参加しやすい環境(たとえばメーカーである三井造船が、どの参加者に対してもきちんと部品供給を行うなどの確約を取るなど)を創るために努力したが、結果として1グループになってしまった。しかしその1グループに対してもきちんと審査を行い、この事業が効果的かつ効率的に行われるような審査を行ったと述べています。
自分が質問を行った地域経済への配慮については、地元調達100%化を目指すとしており、今後の交渉において協定書、覚書などを交わして、きちんと担保をしていくとともに、発注契約書などのチェックを行っていく方針が示されました。そのほかモニタリングを行うあり方などさまざまな議論がなされました。
そのほか、工業団地再整備手法等検討事業においては、現在ある4工業団地における再配置の方針や今後の活性化を図るためにどのようにすべきなのか、総合学習で行われている小学校における英語教育についてなどの議論がなされております。
6月19日 予算特別委員会
結審(討論・採決を行いました。)
各事業予算について、それぞれ討論をおこないました。今回は一般会計補正予算に4委員の賛成討論、病院事業補正予算に1委員の賛成討論がおこなわれ、全会一致で全ての事業予算が原案通り可決され、結審となりました。
江別市
の財政事情によりメンテナンスへの予算を十分に投入できておらず、今後よりメンテナンス費用が予測されるなど、多くの問題があります。PR
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プロフィール
HN:
つのだ はじめ
年齢:
55
HP:
性別:
男性
誕生日:
1968/11/18
職業:
江別市議会議員
自己紹介:
平成19年4月に江別市議会議員に初当選させていただきましたつのだはじめでございます。市議会・市政の動きを報告させて頂きます。併せて活動日記http://www4.ocn.ne.jp/~tsunoda/をお読み頂ければ幸いです。
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