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江別市議会本会議、委員会の審議内容等をご報告させていただいております。皆様のご意見をお聞かせ下さい。
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②「通学路安全対策と不審者対応について」

質問1

「通学路の安全対策の確保と確認について。通学路の安全点検や校区安全マップの作成は、誰が主体となり、どのような視点で行われているのか、更新頻度は、教育委員会などでは共通の指針は明示しているの」

答弁2

通学路の安全点検の時期や周期、方法は各学校によって異なる。集団登下校訓練時に児童とともに教職員、保護者が通学路を歩きながら、交通危険箇所、冬期間の通学危険箇所、街路灯のない所、空き家などを把握したり、さらには家庭訪問時に教職員が確認し、PTAの校区内巡視でも危険箇所等の把握に努めるなど、各学校の地域性にあった方法で点検するよう指導。

点検の結果、道路などにおいて、危険で補修が必要と考えられる箇所や除雪が必要な箇所については、随時、教育委員会へ連絡が入り、担当課で確認のうえ、状況に応じた対応を行って安全の確保を図っている。

校区安全マップについてでありますが、これも各学校により、作成方法は異なっており、教職員やPTAが作成している学校のほか、児童会が作成している学校もあり、児童が危険を見つける目を養ったり、他の場所に行っても危険を感じる能力を身につけるうえで、効果的であると考えている。

更新時期も各学校により異なっている。年度ごと、学期ごとや安全点検の時期や周期に合わせて行う場合などがある。安全点検や校区安全マップの指針については、北海道教育委員会で作成しました「学校における危機管理の手引き」を各学校に配付し、日常の安全点検と安全マップの作成や児童生徒への指導について、周知を図っているところ。
 
 今後とも、交通安全や冬道の交通事故対策を含め、各小中学校における危険箇所の情報収集に努めるとともに、関係機関と連携して安全対策を実施し、そうした情報を各学校へフィードバックして、安全マップの充実、児童生徒の安全確保を図って参りたいと考えております。


質問2

「学童保育児童の下校時安全対策について」をお尋ねいたします。学校からの下校時に集団下校などの処置がとられることが時々あります。では放課後児童会に集団下校したとして、各放課後児童会は適切な情報が伝達され、預かり時間内や下校時における対策がどのように取られているのかを確認の意味を込めて、答弁願います。

答弁2

集団下校等が実施された場合、学校から各放課後児童会、児童クラブへ直接の連絡や先生の引率を行っている。不審者情報等は、各児童会、児童センターへ、速やかに通知し、保護者へ連絡する等の対応をとっている。放課後児童会からの帰宅については、保護者の迎えを原則とし、また同じ方向に帰宅する児童をグループにして指導員が同行する等、保護者と帰宅時間、経路、方法を綿密に打合せしながら児童の安全を図っているところである。

質問3

「不審者情報と対応について」について。
「子どもの安全を守ろうと協力できる人に情報を提供して、協力できる範囲で協力してもらうかが大事なことではないのか。さらには放課後に塾や少年団などで子どもを見ている方への情報提供も必要なであり、希望者へ「メール」の発信などの、不審者情報などの子どもに係る情報の伝達手段を研究し、実行することは急務。
 学校ごとに異なる情報への対応に一定の指針と方針を出し、一元的に対応を行うべきではないのか。」

答弁3

不審者情報は、各学校や警察署などから提供、教育委員会からは全小中学校にFAXと電話により連絡。各小中学校では、その緊急度を勘案して、連絡範囲や方法を決め、情報周知を実施。

 現在、市内小中学校の校区内での重要な不審者情報や緊急時の対応につきましては、連絡網による周知と併せて集団下校や立哨指導等の体制をとり、PTAや地域の協力を依頼するなど、ほぼ同様の対応をとっているところでありますが、

 今後、不審者情報等に対する各小中学校での対応については、教育委員会として、子どもたちの安全を確保するという観点から、一定の指針、基準の策定を検討して参りたいと考えております。

 また、メール配信のシステムについては、現在、市全体として配信の方法・内容などを検討しておりますので、教育委員会としても、この推移を見守りながら、研究して参りたいと考えております。


質問4

「地域で子どもの見守り活動のボランティアをおこなっている方について、市内全域において子ども見守り隊の共通のマーク、ステッカーをつけること推奨し、さらにこのステッカーをつけている人が、守ってくれているんだと子どもと親に認識してもらえる体制を構築することを提案するが見解を」

「市民環境部で所管する自治会活動補助金における事業項目に「子ども見守り事業」の追加による、地域でさらに子どもを見守ることへの参加人数の増加を図り、さらには健康づくりのためにウォーキングを行っている方に、健康福祉部などと協力し、子どもの登下校時間に通学路でのウォーキングを奨励し、健康づくりと共に子どもを見守る「スクールガードウォーキング運動」を実施するなど、全市的に子どもを見守る方を増やすための施策を実施できないのか。」

答弁4

市内の大部分の小学校と一部の中学校に、地域ボランティア、保護者、教職員などによる、いわゆる「子ども見守り隊」の組織がありますとともに、多くの学校で、時期を定めて、あるいは随時に、そうした組織による、子どもを見守る活動が行われております。

 また、多くの自治会で「防犯パトロール」を実施し、この中で子どもの通学路の安全対策を実施している自治会もあり、大変多くの方々が子どもを見守る活動に参加されており、こうした活動は、「地域自治会活動支援事業」において、市の支援の対象となっております。
 
これら多くの方々に共通のマーク、ステッカーなどをつけていただくことについては、市民全体で子どもを見守る姿勢を示すことにもなり、子どもの安全を守る観点から、有効な手段である。今後、その形態や配付のあり方、管理等の課題を含めて、関係団体との協議を進めて参りたい と考えております。
                                                        
スクールガードウォーキング運動については、ウォーキングを日常の活動とされている方々に児童生徒の登下校時に、通学路を使用いただくという内容であると理解。こうした活動は、市民の健康づくりと、子どもたちの安全確保の両面から、有効な手段であると考えておりますので、すでに実施されている他市の事例を含め、研究して参りたいと考えております。


---------- これらの答弁を受けて2回目の質問と要望を行いました。----------

質問2-1

通学路の除雪要望が保護者からも毎年多くあることを考えると、通学路の安全点検が、きちんとフィードバックされているのか疑問である。除雪の計画は、通学路を別途安全と言う視点で立案することを関係部局に望むものであるが、ご見解をお聞かせ願いたい。


答弁2-1

可能な限り、実態にあった除排雪を行うよう、関係部署と協議し、児童生徒の安全確保に努めたい。

質問2-2

「校区安全マップ」については、「児童が危険を見つける目を養ったり、他の場所に行っても危険を感じる能力を身につけるうえで、効果的である」とご理解いただいているのであれば、全ての学校のマップ作成に児童・生徒が参加することが必要と考えるのでありますが、如何であるか、同じくご見解を願います。

答弁2-2

「校区安全マップ」作成に児童生徒を参画させることについては、各学校にその導入について指導していきたい。

要望2-1

メール配信サービスについては、子どもの安全のみならず、災害情報や防犯情報、さらには福祉情報などにおいても活用できる点で、総合的見地より考えていただきたい。

要望2-2

こどもを見守る方を増やす為に、さまざまな検討をお願いしたい。共通ステッカーやマークやスクールガードウォーキング運動の推進などの実施を、重ねて検討を願います。

要望2-3

「地域自治会活動支援事業」において、『子ども見守り運動』などへ、補助への査定事業として重点項目設定による、事業別のメリハリをつけることを検討でしてほしい。

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つのだ はじめ
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55
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男性
誕生日:
1968/11/18
職業:
江別市議会議員
自己紹介:
平成19年4月に江別市議会議員に初当選させていただきましたつのだはじめでございます。市議会・市政の動きを報告させて頂きます。併せて活動日記http://www4.ocn.ne.jp/~tsunoda/をお読み頂ければ幸いです。
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